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Proto Landscape

架空の世界、ユートピア、新しい都市のための実験所….
どのような名称で呼ばれようとも、人々が住んでいる限り、そこには現実の世界が存在している。

私はだれもいない特権的な場所から、対岸にある小さな都市が建造されるのを眺めている。都市がどのように誕生し、そしてどのように成長していくのか、私たちがつくった架空の世界の始まりから、その行く末までを眺望することができる場所。

すべての都市の始まりは、架空の世界が基盤になっている。雄大な時間の経過が、その基盤に多様なテクスチャーを積層していく。人々は世界に痕跡を残すことで世界を変えながら、自らも世界によって作りかえられる。

時間の経過にともなう風景の変化は、完結することのない進行形としてある。過去からあてられた光は、現在の事象を通して、未来へと写像されていく。