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札幌で開催される祭典、雪まつりのための、自衛隊による雪像制作のドキュメント。
札幌の人々にとって日常化された光景であっても、札幌の外にいる人間にとっては非日常に映るかもしれない。例えば、自衛隊という存在や、札幌という風土を知らなければ、このドキュメントの解釈はまったく異なってくるに違いない。視覚情報によるコミュニケーションの成立には、その背景にあるさまざまな社会的、文化的な約束事を共有する必要があるのだろう。

祭典という場は、日常の背景にある約束事をリセットする、まるで初めてその風景を見るかのように、日常の見え方や意味を変えてしまう。日常の背景に隠れた “Camouflage” がその姿を現すとき、私たちの無意識にインプリントされた、さまざまな社会的、文化的な約束事が映し出されるだろう。